05 / い〜呼吸

呼吸で内側から幸せになる

私たちが「幸せ」を感じる時、多くの場合は外側の出来事がきっかけです。
告白された、欲しいものが手に入った、目標を達成した……。この「外側に依存した幸せ」を追い続ける限り、常に何かを追い求め続けることになり、例えば宝くじや夢のマイホームのように、そう頻繁には訪れないものを待ち続ける人生になってしまいます。
本当の意味での「幸せ」とは、内側から生まれる幸せです。実は、何もなくても満たされている感覚というのは、自分自身で育てることができるのです。
その鍵となるのが、Union Breathで大切にしている呼吸法の一つ、呼吸と笑顔を使って内側から幸せを生み出す呼吸法「い~呼吸」です。

フランスの研究者デュシェンヌ氏の研究によれば、本物に近い笑顔を作るだけで脳内でセロトニンが分泌され、主観的な幸福感が高まることが示されています。つまり「何か良いことがあったから笑う」のではなく、「笑うから幸せを感じる」という逆のアプローチが可能なのです。
「い~呼吸」では、この「笑顔」に「呼吸」を組み合わせていきます。笑顔の状態で呼吸を体に取り込むことで、幸せのエネルギーが胸全体に広がり、深いリラックスと心地よさが生まれます。繰り返すことでセロトニン神経が活性化し、より幸せを感じやすい体質へと変わっていきます。

やり方はとってもシンプル。
まず楽な姿勢で目を閉じ、ありのままの自然呼吸に意識を向けます。
次に、最近おかしかったことや大好きな人・ペットとの場面など、思わずクスッとなれる情景を思い浮かべましょう。
笑顔になれたら、口角を横に広げ歯が少し見える「い」の形を作りながら口から息を吸い、鼻からゆっくり吐きます。
慣れてきたら吸う息も鼻に切り替え、口角は開いたまま目尻を少し下げて、より自然な笑顔に近づけていきましょう。
笑顔のエネルギーを息と一緒に胸へ流し込み、その気持ちよさをハート全体に広げるイメージで続けていきます。胸にじんわりとした温かさや軽さが生まれてきたら、それが「い~呼吸」の感覚。最後は徐々に自然呼吸へ戻しながら、穏やかな微笑みをそのままキープします。

この「自分の内側を幸せなエネルギーで満たす」感覚を習慣にすることで、次第に心は外側の状況に左右されない強さを持ち始めます。
最初はぎこちない笑顔でも構いません。練習を重ねるうちに、数回の呼吸で胸に気持ちよさが広がるようになってきます。内側から幸せを感じられるようになると、それがその人の個性となって周りにも伝わり、自然と良い人間関係や出来事が引き寄せられてきます。
幸せを追いかけるのではなく、幸せに追いかけてもらうーー。
「い~呼吸」は、そんな生き方への入口です。ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてくださいね。

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この記事を書いた人

Union Breathでは、代表の児玉俊彦が20年以上に渡って呼吸法を探求し、古代ヨガの呼吸法・日本古来の呼吸法・西洋から生まれた近代的な呼吸法を融合し、様々な視点から呼吸法を捉え直し、現代人に必要とされる要素を最適な形に統合した唯一無二の呼吸法をお伝えしています。

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